LGstylerと4Kテレビ! 変なホテル東京銀座滞在記

投稿日:2020年11月14日 更新日:

銀座に近く、ロボットが働くホテルとしても知られる変なホテル東京銀座。GoToトラベルキャンペーンを利用して、2泊した客室を中心にレポートします。

変なホテル東京銀座について

変なホテルという名称には「変わり続けることを約束するホテル」という意思が込められていて、世界初のロボットが働くホテルとしてギネス認定されるなど、人とロボットとの融合を掲げるちょっと変わったホテルです。

このロボットはアナウンスをしてくれるだけです

経営は旅行業界大手のH.I.S.が手掛けており、2015年にハウステンボス内に1号店がオープンしてから拡大を続け、現在は全国に18店舗に広がっています。

今回宿泊した変なホテル東京銀座は2018年2月にオープン、首都圏にはこの他、舞浜東京ベイ、東京西葛西、東京浜松町、東京赤坂、東京浅草橋、東京羽田、東京浅草田原町と、計8店舗の変なホテルがあります。

アクセス

銀座の名を冠していますが、銀座中心地からは少々離れています。しかし、東京メトロ有楽町線新富町駅から徒歩2分、東京メトロ日比谷線築地駅から徒歩5分と、2路線の2駅が近くアクセスは非常に便利です。

新富町駅からは4番出口が最寄りですが、エレベーターは無く、エスカレーターも途中までとなっているので、スーツケースなど大きな荷物がある場合は、中央区役所側の1番出口のエレベーターを利用した方が良いでしょう。ホテルは4番出口と1番出口の間にある為、大きな遠回りにはなりません。

同様に築地駅も4番出口が最寄りと案内されていますが、こちらも同様に大きな荷物がある場合、中目黒方面から来た場合は1番出口、北千住方面から来た場合は3番出口を利用するとエレベーターがあります。

なお、駐車場は2台のみ先着制、料金は1泊3,000円となっていますので、もしも車でアクセスする場合は、別途駐車場の備えをしておくのがお勧めです。

館内やホテル周辺について

変なホテル東京銀座は10階建て、フロントは1階で、客室は2階から10階で全98室。ホテル内にはこの他、朝食会場となるレストランEarly birds dining6.5があります。

Early birds dining6.5

ホテル内には自動販売機のみで、コンビニなどの店舗はありませんが、ホテルを出てすぐ右手、新富町駅との間にファミリーマート新富町駅前店があり、その他にも近隣にローソン、セブンイレブンなど複数のコンビニがあります。飲食店は直近にはあまり多くはありませんが、銀座や築地が徒歩圏内ですので、そちらまで足を伸ばすのも良いでしょう。

宿泊した部屋

今回はセミダブルルーム(デラックスシングルルーム)に2泊しました。このホテルでは一番多いベーシックな客室で33室あり、広さは13㎡で機能的でコンパクトにまとまっています。

デスクは幅広で使いやすいタイプです。しかし、椅子は小一時間程度なら良いですが、座面が堅く背もたれや高さの調整ができないものであることや、ベッドとの間隔がほとんどないことから、長時間の作業には向かないと感じました。

テレビはなんとLG社製の49インチ4Kテレビが壁掛けされています。またこの大画面でインターネット上のコンテンツを再生できるGoogle Chromecastも標準装備です。私は旅行時にはChromecastを持ち歩いていますが、このホテルなら持参しなくても済みますね。 DAZNでサッカー中継を観戦したところ、大画面のお陰で、選手の背中の名前までくっきり読み取れました。もちろん、インターネット回線も動画再生に十分に耐えうる良好さでした。

Chromecastについては、こちらの記事でも紹介していますので、興味のある方はご覧ください。

机上で使用できるコンセントは、テレビの下側に設置されている1つのみです。USBコンセントが併設されているとはいえ、電気ポットを使ったり、加湿器をフロントから借りてくると、これだけでは不足です。電子機器類が多い人は、電源タップなどの準備があった方が良いでしょう。

机の左下側にはセーフティボックスと、冷蔵庫があります。冷蔵庫は空の状態ですので、自由に使用できます。

ベッドは140cm×195cmのセミダブルサイズ。腰を下ろした際にちょっと固めかなと感じましたが、これは導入されている高反発マットレスによるもの。ロフテー社の快眠枕2WAYピローとあわせて、2泊ともぐっすり眠れました。また、枕元には照明スイッチの他、 コンセントが1つ、USBコンセントが1つ設置されていました。

廊下には小物掛けとハンガー、姿見が設置されています。この梯子のような小物掛けはホテルで見たのは初めてですが、使い勝手は良かったです。

バスルームは、トイレ、洗面台が一緒のユニットタイプです。洗面台廻りの棚が小さく、またバスルーム全体とバスの奥行きが少々手狭でしたが、致し方ないですね。清掃状況や清潔さなどは問題なしでした。

なお、私が宿泊した部屋の眺望ですが、カーテンを開けると目の前がマンションの廊下となっており、完全に不可でした。

全室完備のクリーニングマシン、LGstyler

クリーニングマシン LGstyler

あまり広くはない客室ですが、大型のロッカーのような物体が設置されています。 これはスチームと振動を用いた自動クリーニングマシンLGstylerです。

ドアを開けるとハンガーがあり、ここに衣類を掛けて、LGstylerを稼働させておくだけで、除臭・除菌に、しわやほこりも取ってくれる優れものです。 使用しない時にはクローゼット代わりにもなります。

ドア側には、ズボンの折り目ケアがあります。ここに専用のズボンハンガーを使って挟んでおくことで、クリーニングに加えてズボンプレッサーの機能もこなしてくれます。

実際に私もスーツの上下を2泊とも使用してみました。所要時間は20分のおいそぎモード、48分の標準モード、67分のしっかりモードがあり、一番長いしっかりモードを試しました。 結果としてはジャケットの背中下部やズボンのしわも消え、ズボンの折り目もきっちりと付いていました。クリーニング後とまでは言えませんが、それに近い状態になったと思います。

数日間の出張では1着のスーツで過ごすことが多くなりますが、LGstylerならハンガーに掛けておくよりも遙かにピシッとできます。本当にLGstylerの存在が、出張時にこのホテルを選択する理由になりうると思います。

使用時の注意としては、スチームを浸透させたり、ホコリを除去する為に、衣類を振動させるということです。その為に、使用中はガタガタとそこそこ騒音があります。眠っている間にスッキリというのは難しいので、寝る前など計画的に使用しましょう。

Early birds dining6.5での朝食

朝食会場は1階フロントに隣接のEarly birds dining6.5になります。座席は約20席で少なめですので、テイクアウトして部屋で食べることも可能です。営業時間は6時半から10時までです。

現在は和風または洋風のプレートを選択する形式で、この他にスープ、カレー、飲物はビュッフェ形式で提供されます。

私は2日とも洋風のプレートを選択しましたが、メニューはほぼ同じでした。

朝食はプランによってはあまり差が無い場合もありますが、基本は1,300円増しになります。ホテル内で手軽に朝食を摂りたいという場合は良いと思いますが、そうでないなら他の選択肢も考慮するべきでしょう。

使用したキャンペーンや宿泊料金

今回は10月下旬、土曜日からの2連泊、予約はじゃらんからで、じゃらん秋セール朝食付プランでの宿泊でした。1泊目は宿泊料金が高めになりやすい土曜日にも関わらず5,850円、2泊目の日曜日は5,475円で、計11,325円となります。

キャンペーンによる割引額は、じゃらん秋セールの2,000円クーポンと、GoToトラベルキャンペーンによる35%割引で3,963円で、計5,963円が割引され、2泊合計5,362円の支払いとなりました。23区内で土曜日宿泊込みの朝食付きと考えると、かなりお得だったと思います。

なおこれに加え、 地域共通クーポンが1,000円分配布されたので、実質4,362円で宿泊できたことになります。

まとめ

都内での仕事が早朝からだった為、GoToトラベルキャンペーンとじゃらん秋セールを利用して、変なホテルに2泊してきました。今回は仕事だけで、周辺の観光はしていませんが、変なホテルは一度行ってみたいと思っていたので、良い機会となりました。

ロボットの存在が話題となることも多いですが、このホテルのコンセプトとして、テクノロジーを活用して、より良い宿泊体験とコストの削減に努めるというのは実感することができました。個人的にはLGstylerと4Kテレビ+Chromecastと高反発マットレスのベッドの部屋がこの値段というのは嬉しかったです。

ちょっと風変わりではありますが、他にはない設備と、高いコストパフォーマンスが特徴となるホテルだと思います。皆さんもぜひ、都内や各地での宿泊の際には変なホテルも選択肢に入れてみてください。

以上、「LGstylerと4Kテレビ! 変なホテル東京銀座滞在記」でした。

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