JAL国内線特典航空券 キャンセル・変更 まとめ (2019/04)

投稿日:2019年4月3日 更新日:

マイルを貯めて発券した特典航空券。しかし、やむを得ずキャンセルや変更しなければならない時もあります。JAL国内線特典航空券で、そのような時に必要なルールや注意点をまとめてみました。

キャンセル・払い戻ししたい場合は?

キャンセルの締め切り時刻

予約デスクへの電話では第一区間の出発前まで、ホームページはその15分前までキャンセル・払い戻しが可能です。

往復特典航空券で既に往路に搭乗している場合は払い戻しできません。復路のみキャンセルというケースはあまり無いとは思いますが、そういった場合には復路の搭乗日を変更して先延ばしておくなど、予約デスクで相談することをお勧めします。

なお、連絡無しで搭乗しないことを「ノーショー(No Show)」と言い、航空会社によってはペナルティを科すところもあります。今後もJALを利用したり、いつかはJGCなど上級会員に……と考えているのであれば、搭乗日を変更せずに放棄するとしても、連絡はしておいた方が良いですね。

手続き方法・窓口

ホームページか、JMB国内線予約デスクへの電話で可能です。

ホームページでは、「予約確認・購入」を選択して国内線の予約一覧を表示させ、そこから「国内線特典航空券の予約一覧」を選択して特典航空券の予約一覧を表示させます。その後はキャンセル・払い戻しを行いたい予約を選択して、操作を実行してください。

電話番号は 0570-025-022 (全国一律料金)と、 03-5460-0311 (有料)の2つがあります。前者はナビダイヤルになりますので、携帯電話でかけ放題や無料通話があるような場合は、後者の番号の方が通話料が節約できるでしょう。

既にJGCなど上級会員のステータスを持っている方は、専用国内線予約デスクの方が繋がりやすく手続きもスムーズだと思います。

キャンセル・払い戻しに手数料は必要?

キャンセルには手数料は掛かりません。ただし、使用したマイルを払い戻すには、全区間が未使用の場合に限られた上、手数料が一人あたり3,100円かかります

まとめて家族の分を発券したような場合でも、人数分の手数料が必要となります。また、往復特典航空券でも、片道特典航空券でも手数料に変わりはありません。

例えば、羽田から新千歳の往復旅程を全てキャンセルする場合、往復特典航空券で発券した場合の手数料は3,100円で済みますが、片道ずつ発券した場合には合計で6,200円の手数料が必要となってしまいます。

しかし、もしかしたら片道は陸路や海路に変更する可能性があるような時には、往復特典航空券では往路と復路をまとめてキャンセルすることになってしまいます。このような場合には片道ずつ発券しておいた方が良いでしょう。

手数料が必要ない場合はあるの?

天候や災害などの不可抗力による場合と、機材故障などJALの都合による場合は、手数料無しで払い戻しが可能です。(もちろん、予約の変更も可能です)

この場合においては、往路は既に搭乗済で復路だけ残っている場合でも、復路分だけの払い戻しが可能となります。

払い戻されたマイルの有効期限は?

自分の都合で払い戻した場合と、天候や災害などの不可抗力、機材故障などJALの都合で払い戻した場合で異なります。

自分の都合で払い戻した場合には、マイルの有効期限は特典航空券を発券した時と変わらずそのままです。

マイルの期限切れ直前に特典航空券を発券し、払い戻し時には既に有効期限を過ぎているような場合には、残念ながら期限切れとなった分のマイルは戻ってきません。マイルの有効期限切れには注意して計画的に利用しましょう。

しかし、天候や災害などの不可抗力、機材故障などJALの都合による払い戻しの場合、払い戻されたマイルは全て有効期限が3年間延長されます! この点は有効期限そのままで期限切れマイルが戻ってこないANAとは大きな違いです。JALなら台風や大雪のシーズンでも、期限切れが近いマイルでも安心して特典航空券が発券できますね。

予約を変更したい場合は?

どのような変更ができる?

搭乗日の変更、同じ日の別便にすること、クラスの変更が可能です。このうち、クラスの変更はホームページではできず、電話での手続きが必要です。

往復航空券を片道にしたり、搭乗区間を変えたり(逆区間への変更もNG)、搭乗者を変更することはできません。どうしても変更したいという場合には、いったん払い戻しをしてから特典航空券を予約し直すことになります。

なお、JAL国内線特典航空券にはディスカウントマイルと、JALカード割引による特典航空券があります。これらは利用できる期間が設定されていますので、期間外への変更と、クラスの変更はできないので注意してください。

また、搭乗区間は基本的に変更できませんが、「羽田空港と成田空港」、「伊丹空港と関西空港」、「福岡空港と北九州空港」の間では変更することが可能です。手数料も不要です。なお、「福岡空港と北九州空港」の変更はホームページではできず、電話での手続きが必要です。

変更の締め切り時刻

変更は前日の予約便出発時刻までです。ただし、搭乗当日に空港で、より早い便への変更や、追加料金を払うことでクラスJ、ファーストクラスへの変更は可能です。

ANAでは2018年10月のシステム変更によって、当日空港でより早い便への変更ができなくなっているので、この点は嬉しいですね。

手続き方法・窓口

キャンセル・払い戻しと同様に、ホームページか、JMB国内線予約デスクへの電話で可能です。

ホームページでは、「予約確認・購入」を選択して国内線の予約一覧を表示させ、そこから「国内線特典航空券の予約一覧」を選択して特典航空券の予約一覧を表示させます。その後は変更を行いたい予約を選択して、操作を実行してください。

電話番号は 0570-025-022 (全国一律料金)と、 03-5460-0311 (有料)の2つがあります。前者はナビダイヤルになりますので、携帯電話でかけ放題や無料通話があるような場合は、後者の番号の方が通話料が節約できるでしょう。

既にJGCなど上級会員のステータスを持っている方は、専用国内線予約デスクの方が繋がりやすく手続きもスムーズだと思います。

まとめ

マイルを貯める大きな目的のひとつは、やはり特典航空券でしょう。

特典航空券を発券しても、ルールを把握していなかったばかりに、手数料を払っての払い戻しをせざるをえなかったり、さらに期限切れでマイルを失ってしまうということもあるかもしれません。

家族を含めた大人数での旅行や、多区間の特典航空券の発券など、大きな旅行になるほど注意点は増え、また不慮の事態も増加します。そういった場合ほど、発券だけでなくキャンセルや変更についても予約前にルールを確認しておくことが大切ですね。そういった時に、このまとめが役に立てば幸いです。

予約時のルールについてはこちら。

ANAについてはこちら。

以上、「JAL国内線特典航空券 キャンセル・変更 まとめ (2019/04)」でした。

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