この記事は10月12日時点の情報を元にしています。残予算について、最新の記事はこちらをご覧ください。
先日の記事でも取り上げた「13府県ふっこう周遊割」ですが、各府県の残予算状況が公開されました。
目次
現在の残予算状況は?
公式サイトで明らかになった状況は「全府県で残予算40%以上」と、まだまだ余裕があります!
前身である「11府県ふっこう周遊割」の対象期間が開始されたのが8月31日、終了が11月30日ですので、ちょうど折り返し地点を過ぎたあたりです。予算が尽きて10月中にも終了という可能性は低そうですが、これから旅行を計画したり、旅立つような場合には、引き続き状況を注視していく必要がありますね。
予算が残っている理由は?
「手続きの煩雑さ」、「制度や条件緩和の認知度の低さ」といった点ではないかと、私は考えています。
この制度を利用する場合でも、適用されたツアーであれば利用者の手間は一切掛かりません。しかし、個人手配の場合は宿泊証明書の手配や事後の申請が必要です。使いやすさ、分かりやすさという点で、クーポンや旅行券といった方式が適していたのではないでしょうか。
当初は2府県以上の周遊という条件があった為、これを満たしているか確認しなければならないが故の本方式ではないかとは推測しています。しかし、条件が緩和された現在では、旅行者が制度を活用する足かせにしかなっていないのではないかと危惧します。また条件緩和によって対象地域で2連泊するだけで助成対象になることを知らない旅行者も多いのではないでしょうか。
予算が残っていて安心して利用できるという点は喜ばしいことではありますが、本来の目的である復興の為の需要喚起ができているかは心配です。
まとめ
IHGやマリオット&SPGなどのホテルチェーンを優先的に利用する私のようなマイラーにとっては、旅行サイトでの割引クーポンの配布を歯がゆく眺めていることも多いと思います。しかし、申請に手間は掛かる方式ではありますが、「13府県ふっこう周遊割」なら公式サイトでの予約でも補助金が受けられます。まだまだ予算は残っていますので、ぜひ活用してみてください!
北海道ふっこう割についてはこちら。
以上、「13府県ふっこう周遊割の残予算、まだ40%以上残っています!」でした。