千葉市の中心地に位置するダイワロイネットホテル千葉駅前。GoToトラベルキャンペーンを利用して2020年12月に2泊した客室を中心にレポートします。
目次
ダイワロイネットホテル千葉駅前について
ダイワロイネットホテルズは、大手住宅メーカーの大和ハウスグループの一員です。元々はロイネットホテルというブランドで運営していたホテルですが、2004年に一部ホテルが現在のリッチモンドホテルズに事業譲渡され、その際にダイワロイネットホテルへとブランド名が変更されました。すなわち、ダイワロイネットホテルとリッチモンドホテルは元々は同じホテルグループでしたので、ゆとりのある客室、大型デスク、デュベスタイルのベッドといった客室の造りなど、サービスコンセプトは共通している部分も多いです。
2021年4月現在で全国に60のホテルがあり、ビジネスホテルではありますが、質の高いサービスで、JCSI(日本版顧客満足度指数)やJ.D.パワージャパンなどの満足度調査でも常に上位に位置しています。私もこれまで各地のダイワロイネットホテルズを利用しており、お気に入りのホテルグループです。
今回宿泊したダイワロイネットホテル千葉駅前は、2015年8月に開業。千葉市内にはもう一軒、繁華街に近い千葉中央駅前にダイワロイネットホテル千葉中央があります。
アクセス
JR総武本線、成田線、外房線、内房線が乗り入れるJR千葉駅東口から徒歩3分と、アクセスは非常に良好です。この他、千葉都市モノレール千葉駅中央口から徒歩3分、京成電鉄京成千葉駅西口からも徒歩5分です。成田空港からもJR成田線を走る快速エアポート成田で千葉駅まで約50分ですし、千葉県内外、千葉市内各地への移動もとても便利な立地です。
ダイワロイネットホテル千葉駅前は、JR千葉駅東口から千葉駅前大通りの左側を進むとすぐです。ホテルのすぐ手前の交差点にはファミリーマート千葉駅東口店やジョナサン千葉駅前店が、千葉駅前大通りの反対側にはヨドバシカメラ千葉店がありますので、良い目印になると思います。
同じビル内に立体駐車場がありますが、ホテル専用ではありません。20台先着順で予約不可、14時から11時までの1泊の料金は1,600円となっています。
館内について
ダイワロイネットホテル千葉駅前が入居しているビルは13階建て。1階は朝食会場にもなっているピッツェリアのSALVATORE CUOMO & BAR千葉店があり、フロントは2階です。客室は全163室で、ホテル内にはこの他、コインランドリー、電子レンジなどの施設があります。
ホテル内には自動販売機コーナーが有り、製氷機も設置されています。コンビニなどの店舗は館内にありませんが、ホテルを出てすぐ右手に前述のファミリーマート千葉駅東口店があり、近隣にはJR千葉駅ビルのペリエ千葉、そごう千葉店など多数の商業施設がありますので、飲食やショッピングには非常に便利な立地です。
宿泊した部屋
今回はコーナーダブルルームに2泊しました。スタンダードルームで予約していたのですが、アップグレードしていただけたようです。広さは玄関口のところだけ少しスペースがある関係上、スタンダードルームより1㎡広い19㎡となっています。この他、室内の造りに違いはないようですが、角部屋のお陰で静かに過ごすことができて快適でした。
窓際のソファーに腰掛けると、窓からは千葉駅方面が良く見えました。高架ホームに入線する千葉モノレールもバッチリです。
大型デスクには三菱電機製の40インチテレビが、ベッドと平行に置かれています。向きはある程度、自由に変えることができましたので、机に向かっていたり、ソファーやベッドからも距離が遠くならずに見やすい配置でした。
テレビの右下にあるのは、VOD料金支払用の交通系電子マネーの読み取り機です。使用はしませんでしたが、部屋で支払いができるのは珍しいですね。
冷蔵庫は空になっていて、自由に使用できます。電気ポットやアイスペールなども、机の近くに配置されているのは便利でした。
幅広の大型デスクは仕事をするには有り難い存在です。椅子もリクライニングはできないタイプですが、室内にはソファーもありますし、目的を考えれば不要でしょう。数時間、作業していても疲れは感じない良い椅子でした。
机上のコンセントは電話の側に2つ。LANコネクタが併設されていますが、USBコンセントはありません。電気ポットもここを利用することになりますので、電子機器が多い人は電源タップやUSBコンセントの準備があった方が良いでしょう。
今回の滞在中のインターネット回線利用は有線経由でホテル用WiFiルーターを主に使用していました。滞在客が少なかったこともあるかもしれませんが、ノートパソコンでクラウド上のファイルにアクセスしつつ、テレビにChromecastを接続してYouTubeやDAZNといった動画サービスを視聴するといった使い方でも安定して使用でき、非常に良好な回線状況でした。
フランスベッド社製のベッドは154cm×203cmのダブルサイズ。背もたれにも使えるクッションは良いですね。枕元には照明スイッチとコンセントが1つあります。2泊とも快眠できました。
クローゼットは机やテレビにに向かって左手にあり、予備の枕もここにあります。省略されて壁掛けのハンガーのみというホテルも増えてきている中、きちんと収納スペースが用意されているのは嬉しいです。
クローゼットの下部には、スーツケースやキャリーバッグ置場にちょうど良いスペースがあります。しかし、セーフティーボックスの設置がないのは残念でした。貴重品は自身で管理するか、フロントに預けることになるでしょう。
バスルームはトイレ、洗面台が一緒のユニットタイプです。バスルーム全体の奥行き、バスの長さと幅も、一般的なビジネスホテルよりは多少余裕があります。清掃、清潔さなども、いつも通り文句無しです。
余談ですが、先日宿泊したリッチモンドホテル水道橋と、全く同じユニットを使用しているようです。その際の画像やレポートはこちらをご覧ください。
SALVATORE CUOMO & BARでの朝食
本記事の朝食内容は2020年12月当時のものです。2021年1月以降、朝食は客室への持ち帰りが可能な弁当形式に変更となっています。ビュッフェ形式による朝食の再開時期は、ホテルの公式サイトで最新情報をご確認ください。
朝食会場にもなっているSALVATORE CUOMO & BARは、ホテルの1階にあります。1泊目は朝早くホテルを出なければならなかった為に食べられず、2泊目のみここで朝食をいただきました。
メイン料理を選んで、それ以外の料理はビュッフェ形式で自由に食べられる形式でした。
SALVATORE CUOMOはイタリアンレストランですので、洋食のバケットサンドをチョイスしました。この他にスープ、サラダ、ヨーグルトなどをビュッフェからいただいてきました。焼き上げるために少々待たされましたが、熱々のバケットは美味しかったです。
使用したキャンペーンや宿泊料金
宿泊したのは12月中旬、土曜日から2連泊しました。1泊目の土曜日が素泊まりプランで7,300円、2泊目の日曜日が朝食無料モニタープランで6,700円、計14,000円となります。
実際の支払額は、GoToトラベルキャンペーンによる35%割引で4,900円が割引され、9,100円となりました。これに2,000円分の地域共通クーポンが配布されたので、実質7,100円で2泊できたことになります。
これが私にとって、GoToトラベルキャンペーンを利用した最後のホテル宿泊になりました。コロナ渦が収まり、また旅行を楽しめる日々が戻ってくることを願っています。
まとめ
幕張メッセで用事があった為、GoToトラベルキャンペーンを利用して2泊してきました。埼玉県の自宅から何とか日帰り可能な地域ですが、キャンペーンを利用することでリーズナブルに宿泊でき、移動時間と交通費を節約してゆっくりと過ごすことができました。
千葉駅前という立地ですから県内・市内へのアクセスも至便で、仕事・観光のどちらでも対応できます。千葉市内で宿泊するなら、一押しのホテルですね。
以上、「ダイワロイネットホテル千葉駅前滞在記」でした。