ANA国内線特典航空券 キャンセル・変更 まとめ (2018/10)

投稿日:2018年10月10日 更新日:

マイルを貯めて発券した特典航空券。しかし、やむを得ずキャンセルや変更をせざるを得ない時もあります。ANA国内線特典航空券で、そのような時に必要なルールや注意点をまとめてみました。

キャンセルできるのはいつまで?方法は?

第一旅程の出発前まで払い戻しが可能です。

往復特典航空券で、既に往路に搭乗している場合は払い戻しできません。復路のみキャンセルというケースはなかなか無いとは思いますが、そういった場合には、搭乗日を変更して先延ばしておくなど、AMCサービスセンターで相談することをお勧めします。

(なお、無連絡で搭乗しないことを「ノーショー(No Show)」と言い、航空会社によってはペナルティを科すところもあります。今後もANAを利用して、いつかは上級会員に……と考えているのであれば、搭乗日を変更せずに放棄するにしても、連絡はしておいた方が良いです)

手続き方法ですが、ホームページか、AMCサービスセンターへの電話で可能です。

ただし、ANAカードファミリーマイルを使用して特典交換している場合には、ホームページでの手続きはできず、電話での手続きが必要です。(国際線の特典航空券もホームページでの手続きはできません)

電話番号は 0570-029-767 (全国一律料金) と、03-6741-6683 (有料) の2つがあります。前者はナビダイヤルになりますので、携帯電話でかけ放題や無料通話分があるような場合は、後者の番号の方が良いでしょう。

上級会員の方は、プレミアムメンバー専用サービスデスクの方が繋がりやすいと思います。

キャンセルに手数料は必要?

キャンセル・払い戻しは、全区間が未使用の場合に限り可能で、手数料を差し引いたマイルが戻ってきます。手数料は一人あたり3,000マイルです。

まとめて家族の分を発券したような場合でも、人数分の手数料が必要となります。また、往復特典航空券でも、片道特典航空券でも手数料に変わりはありません。国内線特典航空券は最低5,000マイルから発券できますので、このような場合には手数料が高く感じますね。

例えば、羽田から新千歳の往復の旅程を全てキャンセルする場合、往復特典航空券で発券した場合の手数料は3,000マイルで済みますが、片道ずつ発券した場合には、合計で6,000マイルの手数料が必要です。逆に、もしかしたら片道は陸路に変更する可能性があるような時には、往復特典航空券ではまとめてキャンセルすることになってしまいますので、片道ずつ発券しておいた方が良いということもあります。

手数料が必要ない場合はあるの?

天候や災害などの不可抗力による場合と、機材故障などANAの都合による場合は、手数料無しで払い戻しが可能です。(もちろん変更もできます)

この場合は、往路は既に搭乗済みで、復路だけ残っているような時でも、復路分だけ払い戻しが可能です。

払い戻されたマイルの有効期限は?

マイルの有効期限は、特典航空券を発券した時と変らず、そのままです。

期限切れ直前に特典航空券を発券し、払い戻し時には既に有効期限を過ぎているような場合には、残念ながら期限切れ分のマイルは戻ってきません。

マイルの有効期限切れには注意して、計画的に利用しましょう。

どのような変更ができる?

変更できるのは、搭乗日と、同じ日の別便にすることだけです。往復特典航空券を片道にしたり、搭乗区間を変えたり(逆区間もNG)、搭乗者を変更することはできません。どうしても変更したいという場合には、一旦払い戻しをしてから、特典航空券を予約し直すことになります。

ANA国内線特典航空券は、シーズンによって必要マイル数が変動します。必要マイル数が減る場合には払い戻されますが、増える場合には差額分が追加で必要です。搭乗日を変更したいけれど差額分のマイルが足りない、という場合には、残念ながら変更はできません。

なお、搭乗区間は基本的に変更できませんが、「羽田空港と成田空港」、「伊丹空港と関西空港と神戸空港」の間では変更することが可能です。手数料も不要です。しかし、通常の航空券では可能な「福岡空港と北九州空港と佐賀空港」、「広島空港と岩国空港」の変更は、特典航空券ではできないので要注意ですね。

変更できるのはいつまで?方法は?

システム変更に伴い、搭乗日によって詳細が異なっています。今後は変更が前日までできるようになるので、サービス改善と言えますね。ただし、搭乗当日、空港でより早い便への変更ができなくなるのは残念です。

(JALもシステム変更に伴い、2017年11月16日から同様により早い便への変更ができなくなりましたが、2018年2月8日から再び変更ができるようになりました。ANAも同様にサービス再開してくれることを願います。)

10月27日搭乗分まで

  • 変更は4日前の予約便出発時刻まで
  • 搭乗当日空港で、より早い便への変更は可能

10月28日搭乗分以降

  • 変更は前日の予約便出発時刻まで
  • 搭乗当日空港で、より早い便への変更は不可

手続き方法

払い戻しと同様に、ホームページか、AMCサービスセンターへの電話で可能です。

ただし、ANAカードファミリーマイルを使用して特典交換している場合には、ホームページでの手続きはできず、電話での手続きが必要です。(国際線の特典航空券もホームページでの手続きはできません)

電話番号は 0570-029-767 (全国一律料金) と、03-6741-6683 (有料) の2つがあります。前者はナビダイヤルになりますので、携帯電話でかけ放題や無料通話分があるような場合は、後者の番号の方が良いでしょう。

上級会員の方は、プレミアムメンバー専用サービスデスクの方が繋がりやすいと思います。

まとめ

マイルを貯める大きな目的のひとつは、やはり特典航空券だと思います。

特典航空券を発券したはいいものも、ルールを把握していなかったばかりに、手数料のマイルを引かれるにも関わらず払い戻しを選択せざるをえなかったり、期限切れでマイルを失ってしまうということもあるかもしれません。

家族を含めた大人数での旅行や、多区間での発券など、大きな旅行になれば注意点は増え、また不慮の事態も増えてきます。そういった時ほど、キャンセルや変更についても、予約前にルールを確認しておくことが大事ですね。

予約時のルールについてはこちら。

ANA特典航空券でのフライトと、IHG・ANAホテルズの無料宿泊特典の組み合わせはお勧めです。

以上、「ANA国内線特典航空券 キャンセル・変更 まとめ (2018/10)」でした。

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