この記事は10月23日時点の情報を元にしています。残予算について、最新の記事はこちらをご覧ください。
徳島県と香川県が対象地域に加わったり、対象地域で2連泊するだけでOKと条件緩和されたりと、パワーアップが続いていた「13府県ふっこう周遊割」。これまでは2018年11月30日宿泊分までが対象とされていましたが、期間が延長されて2019年1月31日宿泊分までとなり年末年始も利用できることになりました！
この「13府県ふっこう周遊割」で注目すべき点は、個人で宿泊施設を予約した場合も対象ということ。つまり、自分でIHG、SPG&マリオット、ヒルトンなどのホテルグループを公式サイトで予約して泊まっても補助金がもらえるのです。
この制度のおさらいや、最新の残予算状況をまとめていきます。
目次
補助金がもらえる地域、補助金額は？
対象となる地域と、1人1泊あたりの補助金は以下の通りです。
最大6,000円補助の地域
岡山県、広島県、愛媛県
最大4,000円補助の地域
岐阜県、京都府(京都市を除く)、兵庫県、鳥取県、島根県、山口県、高知県、福岡県、徳島県、香川県
「最大」となっているのは、1人あたりの宿泊料金が上限となっているためです。例えば、岡山県で1室10,000円の部屋に2人で宿泊した場合、補助金は6,000円×2=12,000円ではなく、10,000円までしか支給されません。
これをホテルプログラム毎に当てはめると以下の通りです。
IHG
6,000円補助のホテル
4,000円補助のホテル
SPG&マリオット
6,000円補助のホテル
4,000円補助のホテル
ヒルトン
4,000円補助のホテル
利用条件
「対象となる13府県にて、合計2泊以上の連続した宿泊」が条件です。1府県あたり最大5泊までが補助対象となります。
OKな例
- ANAクラウンプラザホテル神戸 1泊 → 神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ 1泊
→ 「兵庫県」で、合計2泊の連続している宿泊なのでOKです。 - シェラトングランドホテル広島 1泊 → 神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ 1泊
→ 「広島県」と「兵庫県」と2府県をまたぎ、合計2泊で連続している宿泊なのでOKです。
NGな例
- ANAクラウンプラザホテル神戸 1泊 → 大阪府で1泊 → ルネッサンス・リゾート・ナルト 1泊
→ 対象エリア外を挟んだため「連続した宿泊」という条件を満たしていないのでNGです。神戸で1泊後、移動中に大阪で観光して、徳島で1泊ならOKですね。
利用期間
既に期間は開始されており、2019年1月31日宿泊分までです。
ただしどの地域も、各府県毎に割り当てられた補助金予算額上限に達すると終了となります。
宿泊後に申請書を提出して補助金申請をすることになりますので、期間終了直前に宿泊しても補助金が受け取れない可能性があります。予算額の残りは、公式サイトや各府県の事務局で確認しておきましょう。宿泊日程の計画には注意が必要ですね。
現在の残予算状況は？
2018年10月23日現在の状況は、ほとんどの地域で余裕がありますが、補助金額が6,000円と大きい広島県と愛媛県が残り40%を切ったので要注意ですね。
利用方法
以下のような流れになります。
- いつも通りに宿泊先のホテルを予約し、宿泊する
- チェックイン時に宿泊証明書の記入を依頼する
- チェックアウト時に宿泊証明書と領収書を受け取る
- 申請書類を作成して、申請書類を各府県に提出する
- 補助金が振り込まれる
事前に公式サイトから、各府県の旅行者版取扱マニュアルと申請書類様式一式をダウンロードして手順を確認しておきましょう。
「13府県ふっこう周遊割」お知らせサイト
「宿泊施設を予約する」
まとめ
ホテル修行に補助金が出て、なおかつ復興支援になるこの制度。予算の残りが多かったことから、期間延長があるのではないかと思っていましたが、やはり延長が正式に決定されました。
チェックイン時に証明書をお願いしたり、旅行後に書類を作成して提出したりと手続は煩雑なところもありますが、チャレンジする価値はあると思います。
私も来年の修行のスタートに用いるべく、西日本旅行を計画するつもりです。
「北海道ふっこう割」についてはこちら。
以上「年末年始もOK！ホテル修行におすすめの13府県ふっこう周遊割が期間延長！」でした。