マイルで北海道旅行!航空券を発券しました ~北海道旅行記1~

投稿日:2018年10月13日 更新日:

これまで「北海道ふっこう割」や「13府県ふっこう割」について取り上げてきましたが、私もこの機会に北海道へ行ってくることにしました。

実際に旅立つのは11月末と少々先の話になりますが、準備編として、旅程や使用したマイルの効率など検証していきますので、参考例としてもらえれば嬉しいです。

「北海道ふっこう割」についての記事はこちら。

「13府県ふっこう割」についての記事はこちら。

旅程

私は関東在住ですので羽田から出発、単身での4泊5日の旅になります。

  • 1日目 11月24日 ANA571便 羽田-稚内 ANAクラウンプラザホテル稚内泊
  • 2日目 11月25日 稚内観光 ANAクラウンプラザホテル稚内泊
  • 3日目 11月26日 ANA4842便 稚内-新千歳 ANAホリデイ・イン札幌すすきの泊
  • 4日目 11月27日 札幌観光 ANAホリデイ・イン札幌すすきの泊
  • 5日目 11月28日 JAL510便 新千歳-羽田

10月から12月のどこかで、西日本か北海道への旅を考えていたのですが、その際にANAクラウンプラザホテル稚内が来年2019年1月1日にサフィールホテル稚内へとリブランドすることを知りました。

稚内には未だ訪れたことがなく、いつかは行きたいと思っていたので、IHGから離脱する前に行っておこうと思い立った次第です。そして、ただ稚内往復するだけでは物足りなかったので、何度も訪れてはいますが札幌にも2泊滞在することにしたので、この行程です。

仕事や航空券、ホテル代の調整の結果、ちょっと不本意ですが11月末の北海道旅行となります。この時期の北海道は紅葉シーズンは終わり、スキーシーズンにはまだ早く、観光的にはオフシーズンです。逆に言えば、リーズナブルに旅行に行くとはうってつけと言えます。特に稚内の寒さは厳しいと思いますが、覚悟して楽しんできたいと思います。

1日目 羽田から一気に稚内へ

羽田から稚内、ANA571便について

稚内空港に就航しているのはANAだけですので、空路でアクセスするなら必然的にANA便となります。新千歳空港や旭川空港から陸路でのアクセスも検討しましたが、時間と費用を考えて直行便の特典航空券を発券しました。

ANAのシーズンチャートでは11月一杯まではレギュラーシーズン、羽田から稚内への必要マイルは7,500マイルです。12月以降ならローシーズンで6,000マイルでしたが、仕事の都合や、より寒くなること、ホテル代が上がってくることなどを考えて、この時期で決定しています。

この日の最安運賃は25,690円(発券時)でしたので、マイル単価は25,690円 ÷ 7,500マイル ≒ 3.43円 となります。国内線特典航空券としては悪くない数字ではないでしょうか。

羽田空港の国内線ANA LOUNGEも2年ぶりの訪問になります。搭乗口がどこになるか次第ではありますが、改装されたPOWER LOUNGE NORTHも行ってみたいところです。昨年に利用した、第1ターミナルのPOWER LOUNGE NORTHも良い居心地だったので期待しています。

この路線の機材はボーイング737-800。ANAは同形式だけで30機以上運用していて、地方路線の主力と言える機材ですね。フライトは2時間近くと国内線では長めですが、おそらくWi-Fiも使えるはずですので、快適に過ごせるのではないかと思っています。

ANA国内線のWi-Fiについては、こちらの記事でまとめています。

稚内での宿泊先は

宿泊先は前述のANAクラウンプラザホテル稚内、私は初めての滞在になります。

予約はSFCプランでシングルルーム1泊6,300円、翌日も同じ値段で計2泊します。オフシーズンとは言え三連休中でこの値段は少々驚きです。国内のIHGホテルでは、ANA SFC(スーパーフライヤーズ)会員向けに朝食無料などの特典があります。このホテルでは朝食込みのプランは1,500円追加ですので、大きなメリットだと思います。

また、IHGでは「ポイントブレーク」というプロモーションを行っており、対象となったホテルの無料宿泊に必要なポイント数が半分になるというお得なものです。

ANAクラウンプラザホテル稚内もポイントブレークの対象ホテルで、11月末まで無料宿泊はわずか10,000ポイントです。宿泊料金が高ければ利用することも考えていましたが、朝食付のSFCプランがこの値段でしたので、今回は利用しないことにしました。

なお、この日は午後に所用が入っている為、稚内到着後は即ホテルにチェックイン。16時以降にはフリーになる予定なので、ホテル近くの稚内駅周辺を歩いたり、夕食を楽しみにしたいと思います。

2日目 稚内観光

この日はレンタカーで宗谷岬へ。そして近辺をドライブしつつ観光の予定です。

ニッポンレンタカーの軽自動車を楽天トラベル経由で予約したのですが、「【北海道応援】免責保証込の安心プランで北海道へ行こう!」というプランで、営業所の営業時間一杯の朝8時半から夜18時まで借りても3,600円!更に「楽天トラベルレンタカー500万台突破記念キャンペーン」の700円引きクーポンが適用できて計2,900円と、これもまた驚きの値段になりました。

このクーポンは10月12日から第2弾が配布で700円割引(3,500円以上利用時)のものはまだ残っています!第3弾は10月22日から配布です!5,000円割引、1,500円割引のクーポンもありますので、これからレンタカーを利用する予定の方は要チェックですね!



3日目 稚内から札幌へ

稚内から新千歳、ANA4842便について

この日は稚内から札幌への移動日です。道内の移動ですが、またも空路を選択しました。

鉄道では所用時間は5時間超えで運賃も10,450円となかなかのものです。出発時刻も事実上、朝6時台の早朝か、13時出発で札幌18時過ぎ到着の二択しかありません。バスは所用時間6時間弱で運賃は6,200円、1日6往復(夜行便が1往復)、3列シート車で運行と、地元の方が稚内から札幌へ行くなら、ほとんどバス利用ではないかと思います。

しかし、私は昨年度のアップグレードポイントを使用できずに交換したANA SKY コインが4,000円分ありました。こちらも今回を逃すと有効期限内の今年度中に使用する予定がなかった為、ここで投入することにしました。

この日の最安運賃はANA SUPER VALUE45Hで13,170円(発券時)。この区間もANAの「でかけよう北海道」プロジェクトで、やや値下げされていると思います。4,000円分のANA SKYコインを使用して残りは9,170円ですが、更にマイルからANA SKYコインを交換して充当しました。このANA SKYコインの交換ですが、マイル数、ステータスなどによって交換率が変動します

私はSFC会員ですので10,000マイルを交換すると12,000円分のANA SKYコインとなります。

マイル単価は当然ながら12,000円 ÷ 10,000マイル = 1.20円 と低いですね。

昨年度のアップグレードポイントを使えず、また更に交換したANA SKYコインも使用する予定を作れなかったこと、今回の旅行での出費を抑えたかったことから、やむを得ない判断だったかなと考えています。こういう事態にしてしまわないように、アップグレードポイントや、ANA SKYコインは計画的に使っていかないとダメですね。(しかしまた、端数のANA SKYコインが2,830円分できてしまいました……)

この路線の機材はボンバルディアDHC8-Q400。以前はトラブルが多い機体でしたが、現在は改善されてメーカーの定時性表彰も受けているようです。私もかなり以前にJALで1便、搭乗しただけ(しかもJGC修行で1日6便の搭乗中でした)ですので、久々のターボプロップ機、そして高翼機からの景色を楽しみたいと思っています。Wi-Fiはありませんが、短時間の路線ですし、北海道の雄大な大自然を眺めていればあっという間ではないでしょうか。

新千歳到着後は空港内をぶらぶらするか、早めに札幌に向かうかはその日の気分次第で決めるつもりです。

札幌での宿泊先は

この日からは2回目の訪問となるANAホリデイ・イン札幌すすきのに2泊します。

こちらもSFCプランでスタンダードダブルルーム1泊6,300円、翌日も同じ値段です。ここの朝食ブッフェは北海道の食材をふんだんに用っていて、とても美味しかったので楽しみです。

無料宿泊は20,000ポイントと少なめの必要ポイント数ですが、朝食付のSFCプランがこの値段、ましてやここの朝食ブッフェを逃す訳にはいきませんので利用しませんでした。

もともとの計画では無料宿泊を、この旅行のどこかで利用する予定でしたが、全4泊とも有料宿泊を選択してしまったことが、前述のANA SKYコイン交換の一因ですね……

4日目 札幌観光

札幌や近隣の小樽などは何度か訪れているので、この日は気合いを入れて観光する予定はありません。天候や気分次第で、お気に入りの場所や、まだ訪れたことがないスポットへ行ったり、食べ歩きをしようかなと思っています。

風邪気味で休養とか、缶詰めになって仕事とか、ホテルに留まるような悲しい事態にならないようにしたいですね。

5日目 札幌からの帰路

新千歳から羽田、JAL510便について

この便はあえてANAではなくJAL、それも特典航空券ではなく、航空券を購入して発券しています。

実は私は、ANAだけでなく、JALもまだ今年の搭乗がありません。JGC会員は毎年最初の有料フライトで計5,000マイルが初回搭乗ボーナスマイルとしてもらえますが、特典航空券ではもらうことができない為、あえて有料フライトを選択しました。(修行僧の方にはFLY ONポイントボーナスキャンペーンでの5,000ポイント加算も忘れてはいけないポイントですね。)

ここでもANA同様、10,000マイルを15,000円相当のe JALポイントに交換しています。e JALポイントはANA SKYコインのように、ステータスなどで交換率が変動することはないので助かります。

マイル単価はボーナス分の5,000マイルを引いて 15,000円 ÷ (10,000マイル – 5,000マイル) = 3.00円 と考えています。これならギリギリ合格点ではないでしょうか。

航空券はクラスJで発券して、先得割引タイプAで15,260円。不足分の260円は普通に支払いました。JALも応援先得で値下げされているとは思いますが、先得割引タイプAでの購入でしたので、この値段となりました。特典航空券なら7,500マイルが必要、クラスJなら更に2,000マイル追加して、計9,500マイルが必要になるところ、5,000マイルの消費に抑えることができました。

私の前回の新千歳からの搭乗はLCCの春秋航空日本、その前はANAでしたので、サクララウンジの訪問は久々、2016年のリニューアルオープン後は初となります。新千歳13時発と余裕のあるスケジュールですので、ゆったり楽しんできたいと思います。

搭乗機材はボーイング777-200、クラスJシートも確保できました。JAL国内線はWi-Fiも完備ですので、ノートパソコンを広げての作業も快適ではないでしょうか。

JAL国内線のWi-Fiについては、こちらの記事でまとめています。

まとめ

今回の航空券の為に使用したマイルを獲得予定分まで含めて計算すると、以下の通りです。

航空会社使用マイル数獲得マイル数マイル小計使用対価マイル単価
ANA17,500マイル179マイル17,321マイル37,690円2.15円
JAL10,000マイル5,586マイル4,416マイル15,000円3.40円

効率の悪い交換をしたANAマイルですが、2便を通算すると少しは良くなりますね。JALマイルも、初回搭乗ボーナスをまだ貰っていなかったことから、良いレートとなりました。

宿泊費の合計は4泊で25,200円です。北海道ふっこう割も、クーポンではなく宿泊券が販売されたり、複数地域周遊の補助金が導入されれば助かるのですが、そうでなくても比較的安価に収まったと思います。なお、IHG的にはこの旅行での4泊を加えて年間通算8泊となります。

また私宛には「ダブルポイント+プラスキャンペーン」のオファーが来ていまして、これから2泊の滞在で(年間通算10泊に到達しなくても)来年のゴールドステータスが維持できる予定となっています。IHGはこのような会員宛への個別キャンペーンが多く、人によっては総額10万ポイント以上のオファーもあるようです。国内のホテル数が多くて値段もリーズナブル、ポイントも貯まりやすく、朝食無料のSFCプランもあるので、そういったところに惹かれる方にはIHGは本当におすすめです!

私も以前はSPGゴールドだったのですが、海外に行ける機会が減ってしまい、また当時は国内のホテル数も少なく値段も高いことから、維持を諦めてしまいました。マリオット&SPGはIHGよりラグジュアリー感があるプログラムだと思いますので、財政的に余裕がある方は是非!

今回の旅行をマイル面で総括するとやや消費効率が悪いですが、しばらく大きな海外旅行の予定が無く、来年にはANAマイルの期限切れが迫っている状況でした。マイルの期限切れが近づく前に、航空券と宿泊費の合計が約25,000円で4泊の北海道旅行を楽しみ、IHGゴールドステータスも維持でき、北海道の復興を支援できるなら、悪くはないと思っています。もう全て発券してしまった後ではありますが、改善点などあれば、ぜひコメントを頂ければ幸いです。

またこの記事が、皆様の新たな旅の参考にしてもらえるなら、とても嬉しく思います。旅行記も続けて掲載していく予定ですので、よろしくお願いします。

以上、「マイルで北海道旅行!航空券を発券しました ~北海道旅行記1~」でした。

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