JAL伊丹→羽田JL118便搭乗記

投稿日:2019年5月29日 更新日:

ようやく今年初のフライトとなりました。5月15日JL118便 伊丹13時30分発→羽田14時40分着に搭乗してきたので、レポートします。

今回の搭乗機

JA603J B767-300ER

ボーイング777-200型機が多く使用されている路線ですが、今回は一回り小さなボーイング767-300ER型機に搭乗しました。機体番号はJA603J、コンフィグは国内線ファーストクラスも設置されたA25です。

登録は2002年6月とやや年数は経過した機体ですが、JAL SKY NEXT仕様に改装され、機内Wi-Fiも設置されているので、快適さは最新鋭機に見劣りしません。

搭乗前は3月にリニューアルオープンしたばかりのサクララウンジで過ごしていました。その際のレポートはこちらをご覧ください。

いつも通りの伊丹-羽田線ということで、ファーストクラス、クラスJは満席、普通席も8割方は埋まっていました。短時間の路線ですので、混雑の激しいクラスJを避けて普通席での搭乗です。なんとか隣席も空いたままのフライトとなりました。

普通席は2列-3列-2列で並んでいます。シートピッチは31インチ(約78cm)と標準的な広さですが、JAL SKY NEXT仕様の本革シートは膝廻りのスペースが広く取られているので快適です。JAL、JTA、J-AIR運航路線は全てこのシートになっているので、安心して搭乗できます。

機内Wi-Fiについて

いつも通り、スピードテストを行いました。前回11月に計測したJAL便の記事はこちらをご覧ください。

JALの国内線Wi-Fiの対象機材など、詳細についてはこちらをご覧ください。

回線速度や使用感について

スマートフォンからスピードテストを行ってみた結果がこちらです。離陸して利用可能になった直後と、その約15分後の計2回測定を行いました。

下りが1.72Mbpsと4.55Mbps、上りが3.05Mbpsと3.32Mbpsでした。上りは前回の新千歳-羽田便と同等のパフォーマンスでしたが、下りは大きく低下しています。伊丹-羽田線はビジネス路線でもあることから、Wi-Fiの利用者が多かったのかもしれません。

測定結果は芳しくありませんでしたが、スマートフォンからLINEでの写真の送信、ブラウザでブログの閲覧、ゲームなど一般的な仕様では、途切れることなくスムーズに使用できました。

今回のように、機内の利用人数にWi-Fiの速度は影響を受けますが、それでもストレスなく使用できるレベルを提供できているのは素晴らしいといえるでしょう。

機内Wi-Fiエンターテイメントについて

前回試せなかったビデオプログラム、リアルタイムで視聴できるライブTVも利用してみました。ビデオプログラムは機外と通信を行わない為、快適に再生・利用できましたが、ライブTVは何故か再生が開始されませんでした。フライト状況にもよると思いますので、またの機会に試してみたいと思います。

ビデオプログラムやライブTVについて詳細は、こちらをご覧ください。

Wi-Fiの設置ではJALがANAより先行しましたが、ビデオプログラムやライブTVの導入ではANAが先んじました。しかしJALも2018年8月にビデオプログラムの拡充、2018年10月にライブTVを導入し、サービス面でも同等に追い付いたといえます。今後も両社、切磋琢磨してサービスを充実させていって欲しいですね。

まとめ

これまでも幾度となく利用してきた大阪と東京を結ぶ路線ですが、ここ数年は伊丹空港のリニューアル工事の影響もあって関西空港を選択していたため、久々の伊丹空港利用となりました。ターミナルと合わせてサクララウンジもリニューアルされた為、快適に利用できる空港になったと思います。もちろん、フライトもいつも通り安心・快適でした。

国内線のサービスではANAよりJALが一段上と私は感じていますが、ANAもWi-Fi設置や、IFEとコンセント完備のエアバス321neo型機の増備を急ピッチで進めるなど追い上げてきています。対抗するJALも今秋にはエアバス350型機の導入が始まるので、両社の動向が楽しみです。また、今後のフライトもレポートしていきたいと思います。

以上、「JAL伊丹→羽田JL118便搭乗記」でした。

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