ANAだけじゃない! A380日本就航路線まとめ

投稿日:2019年6月15日 更新日:

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5月からANAがホノルル線に投入して話題の超大型機エアバスA380。ANA以外にも日本には多数のA380型機が就航しています。現在の状況をまとめてみました。

エアバスA380型機とは

エアバス社の開発した世界初の総2階建て史上最大規模の超大型ジェット旅客機です。広い機内を活かして、航空会社によってはバーラウンジを設けたり、シャワールームが設けられた機材もあります。

ANAがホノルル線に投入したA380型機も、B777-300ER型機以来のファーストクラスが設置された他、エコノミークラスにはベッドのように利用できる日本初のカウチシートANA COUCHiiを導入しています。このように多様なクラスやシートを導入できるのも、その広さがあるからですね。

出典 : 全日本空輸

私も以前に何度かA380型機に搭乗していますが、素晴らしい体験でした。その時に感じた良いところと悪いところを以下の記事でまとめています。

そして、日本に乗り入れているA380型機をまとめてみました。運航ダイヤなどは2019年6月時点のものを参照していますので、今後のダイヤ、運航機材の変更などにはお気を付けください。

エミレーツ航空

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイを本拠としている航空会社で、世界で最も多い100機以上のA380型機を運用しています。しかし、A380型機の最大顧客であるが故に、2019年2月にA380型機の発注残を他の機種へと変更したことが、A380型機の生産終了決定の大きな要因となってしまいました。

エミレーツ航空のA380型機といえば、空飛ぶ豪華ホテルとも言われるシャワールームを始めとした設備が充実した機内でしょう。その豪華さはこちらをご覧ください。

現在、エミレーツ航空は成田-ドバイ線、成田-関西線にA380型機を投入しています。運航ダイヤは以下の通りです。

  • EK318便 ドバイ 2:40発 – 成田 17:25着
  • EK319便 成田 21:20発 – ドバイ 3:40(翌日)着
  • EK316便 ドバイ 3:00着 – 関西 17:15着
  • EK317便 関西 23:45発 – ドバイ 4:50(翌日)着

日本には夕方に到着し、夜に出発するダイヤなので、撮影にはあまり向かないのが残念ですね。しかし、ドバイへの到着、出発時間はヨーロッパやアフリカへの乗り継ぎに便利な時間となっています。

なお、エミレーツ航空はJALと提携しているので、JALのマイルを特典航空券に交換することができます。ドバイへのエコノミークラスでの往復が47,000マイルです。JALのマイルを貯めて、いつかエミレーツ航空の豪華なA380型機での旅を楽しんでみたいですね。

JALマイルでの必要マイル数は、こちらをご覧ください。

アシアナ航空

ANAと同じスターアライアンスに所属する韓国の航空会社で、6機のA380型機を保有しています。現在は曜日限定ですが、成田-ソウル(仁川)間にA380型機が投入されています。比較的短距離ですので、日本から最も気軽に搭乗できるA380型機路線といえるでしょう。

  • OZ102便 ソウル 9:00発 – 成田 11:20着 (月木金日の週4日)
  • OZ101便 成田 13:20発 – ソウル 15:50着 (月木金日の週4日)

こちらもANAのマイルで特典航空券が発券できます。成田-仁川間のエコノミークラスなら往復15,000マイルと格安です。

シンガポール航空

こちらもANAと同じくスターアライアンスに所属するシンガポールの航空会社です。質の高いサービスには定評があり、20機ものA380型機を運用しています。

現在は成田-シンガポール線の内、1往復をA380型機で運航しています。以前には成田-ロサンゼルス線にA380型機を投入したり、また年末年始などの期間限定で関西-シンガポール線に投入していたこともありました。

  • SQ638便 シンガポール 23:55発 – 成田 8:00(翌日)着
  • SQ637便 成田 11:10発 – シンガポール 17:20着

シンガポール航空もANAのマイルで特典航空券が発券できます。成田-シンガポール間のエコノミークラスでの往復は35,000マイルとなっています。ただし、原則としてA380型機のビジネスクラス、ファーストクラスは、ANAマイルで特典航空券が発券できないルールとなっているのが残念です。

タイ国際航空

ANAと同じくスターアライアンスに所属している航空会社です。タイのバンコクが本拠地で、日本にも多くの路線を運航しています。現在は6機のA380型機を保有しており、成田-バンコク(スワンナプーム)線、関西-バンコク(スワンナプーム)線の内、それぞれ1往復に投入されています。なお、関西線は10月27日以降の冬ダイヤでは機材変更が予定されているので、ご注意ください。

  • TG676便 バンコク 7:35発 – 成田 15:45着
  • TG677便 成田 17:25発 – バンコク 21:55着
  • TG622便 バンコク 23:59発 – 関西 7:30(翌日)着
  • TG623便 関西11:45発 – バンコク15:35着

タイ国際航空もANAマイルで特典航空券が発券可能です。成田、関西のどちらからもバンコクまでエコノミークラスでの往復は35,000マイルです。

まとめ

ANAのホノルル線以外で、日本に乗り入れているA380型機の航空会社、路線をまとめてみました。搭乗してみたい航空会社や路線はあったでしょうか。

一時期は日本への乗り入れは減少傾向にあったのですが、再びやや増加傾向にあるのは嬉しいですね。かつてはルフトハンザ航空、エールフランス航空、マレーシア航空、大韓航空も乗り入れていたことがあるので、復活に期待したいところですね。

以前に私がA380型機に4度、搭乗した時の感想をまとめた記事です。

以上、「ANAだけじゃない! A380日本就航路線まとめ」でした。

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