ANA国際線プレミアムエコノミー無料変更サービス終了! 影響範囲、時期、対応策は?

投稿日:2018年11月14日 更新日:

2018年11月12日、ついにANAから「プレミアムエコノミーへのご変更」サービスを2019年9月30日搭乗分で終了させるとアナウンスがありました。ANAの上級会員にはとても残念な変更です。

そもそも、どのようなサービスなのか、いつから、どのように変更されるのか、他の変更点と合わせて対応策はあるのか、詳細をまとめていきます。

プレミアムエコノミークラスへの変更サービスとは?

これはANAマイレージクラブ(AMC)の上級会員であるダイヤモンド、プラチナの各ステータス保持者、そしてスーパーフライヤーズクラブ(SFC)の本会員、さらにその家族会員までが対象のサービスです。そのサービス内容とは、チェックイン時に空席がある場合、無料でプレエコが利用できるというものです。

つまり、プラチナ以上の上級会員であれば、特典航空券でも、ツアーの格安運賃でも、空席さえあれば無料でプレエコにアップグレードできるという、破格の特典なのです。

私も過去に仕事でのロサンゼルス往復時と、プライベートでの成田-ニューヨーク、シカゴ-成田の搭乗時の、計4便でアップグレードしてもらいました。長距離路線でプレエコに搭乗できるというのは、非常に有り難かったのを思い出します。

また、私の身近でもっともこの特典の恩恵を受けているのは両親です。私がSFCの本会員となっていますので、両親もSFCの家族会員としています。両親はほぼ毎年ツアーで欧州へ旅行に行っているのですが、可能な限りANA便を利用するプランを選択し、このサービスを利用してきました。プレエコ利用プランが用意されているツアーもありますが、欧州方面ではだいたい10万円から15万円ほど割高で、安めのツアーならほぼ代金に匹敵する高さです。

このサービスがあることで、事前に確約されたものではないものも、プレエコで両親に欧州旅行をさせることができ、私もSFCを取得して良かったと心から思っていただけに、本当に残念でなりません。

ANAのプレミアムエコノミーをめぐる変化

今年に入ってから、プレエコへのサービスの導入や、色々な状況の変化によって、私も数年以内に無料変更サービスの改悪があるかもという予感はしていました。

まず一つ目は、4月に導入されたBid My Priceというプレエコへのアップグレード入札制度の導入。二つ目は東南アジアなど中距離路線へのB787の投入によるプレエコ利用可能路線の拡大、三つ目はホノルル線に投入予定のA380に設定された73席という破格の席数です。また、無料変更サービスを利用しようとしても、空席がなく利用できないケースが増えたという声も耳にしていました。

二つ目、三つ目から見てもANAのプレエコの供給座席数は拡大し続けていますが、このまま上級会員への無料変更サービスに提供し続けることはないだろうと感じていました。一つ目のBid My Priceの導入も、収益を上げる為の施策であったのは間違いありませんし、今回の無料変更サービスの終了もANAが本格的にプレエコの収益化に乗り出したと言えるでしょう。

サービスの終了はいつ?代わりのサービスは?

サービスは来年2019年9月30日搭乗分が最後となり、終了となります。あと1年弱は、現状のまま利用できるということです。

その後、2019年10月1日から半年間、2020年3月31日までは代わりのサービスとして、プレエコへの無料アップグレード予約キャンペーンが予告されています。対象者はこれまでの無料変更サービスと同様に、プラチナ以上の上級会員とSFC会員となっており、事実上の緩和処置ですね。

このサービスの詳細は今後の発表となりますが、既に判明している現状からの改善点と改悪点は以下の通りです。

プレエコ無料アップグレードキャンペーンの改善点

  • 事前予約が可能
  • 現状のサービスでは24時間前のオンラインチェックイン時にアップグレード開始となりますが、今後は事前にアップグレードが可能となります。

  • 空席待ちが可能
  • 事前予約時に空席がなくても、当日まで空席待ちを掛けられるようになります。

プレエコ無料アップグレードキャンペーンの改悪点

  • 特典航空券でのアップグレードは不可
  • これまではエコノミーの特典航空券でもアップグレード可能でしたが、今後は不可となります。2019年4月からプレエコの特典航空券が導入されますので、そちらを利用してくれということでしょう。

この半年間の猶予期間を経た2020年3月で上級会員向けの無料サービスは終了。2020年4月以降は、新たに開始されるプレエコへのアップグレード特典を、マイルやアップグレードポイントを用いて利用することになります。

今後は、マイルやアップグレードポイントの確保の重要性が増していくことになるでしょう。特にアップグレードポイントはSFCの場合、本会員にしか提供されません(家族がポイントを利用することは可能)。アップグレードポイントの提供数は家族会員の搭乗実績は考慮されず、本会員の獲得したプレミアムポイント数だけが判定条件となる為、私のように家族会員を多く抱え、搭乗実績も逆転しているような場合は苦しくなりますね。

また、アップグレード特典の利用時には予約クラスの制限があります。対象となるクラスはY/B/M/U/H/Q/Vまでの各クラス、AMCへの加算率ではY/B/Mが100%、U/H/Qが70%、Vが50%のクラスです。加算率が50%でもW/S/Tは対象外、30%のL/Kも当然ながら対象外です。ツアー運賃はやはりLやKが多く、私の両親のようにツアー旅行でプレエコに無料アップグレードというのは、さすがにほぼ不可能となるでしょう。

各サービスのスケジュール、変更点を表にまとめると、下記のようになります。

期間サービス名称変更点
現在から
2019年9月30日まで
無料変更サービス現状通り
2019年10月1日から
2020年3月31日まで
無料アップグレードキャンペーン特典航空券は不可
事前予約・空席待ちが可能に
2020年4月1日以降プレエコアップグレード特典上級会員優遇は終了
クラス制限導入

まとめ

事前予約や空席待ちが可能となったり、一般会員でもマイルでプレエコにアップグレードできるようになったり、今回は紹介していませんがプレエコ特典航空券が導入されたりと改善点はあるのですが、これまでの無料変更サービスは破格だっただけに非常に残念かつ、サービス終了も経営的には納得せざるを得ないものです。

今後は新たに導入されるプレエコ特典航空券や、プレエコへのアップグレードを活用できるよう制度の把握と、マイルや特にアップグレードポイントの確保に向け、計画的に搭乗を進めていこうと考えています。

以上、「ANA国際線プレミアムエコノミー無料変更サービス終了! 影響範囲、時期、対応策は?」でした。

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