11月に行ってきました北海道旅行、ANAクラウンプラザホテル稚内周辺の北防波堤ドームと稚内駅をレポートします。北海道旅行記の前回は、こちらをご覧ください。
コースなど詳細については、こちらをご覧ください。
目次
壮大な建築物、北防波堤ドーム
稚内の日没は早く、まだ11月だというのに16時前に太陽が沈みます。諸用を終えた16時過ぎから、ANAクラウンプラザホテル稚内周辺を散策してみることにしました。
まずはホテルの部屋からも見えていた北防波堤ドームへ。徒歩数分で着きます。昭和6年(1931年)から昭和11年(1936年)にかけて建設された、高さ14m、全長は400mを超える大建造物です。以前はここまで線路が引かれており、ドームの内側に接岸する樺太への連絡船に乗り換えることができたそうです。
海が見えるところまで登ってみました。真横から見ると、さらにドームの大きさを実感できます。なお、ここの階段は冬期は滑りやすいので、訪れる際には気をつけてください。左側から冷たく強い海風が吹き付けてくる為、写真を1枚撮っただけで、すぐに下へと戻りました。
ドームの中に入ると、海風から防がれていて随分と暖かく感じました。遙か昔には、ここで列車を降りて、連絡船へ乗り込み、樺太へと向かう人々で賑わっていたと思うと感慨深いものがあります。今はウォーキングをする人や、何らかのパフォーマンスの練習をしている人がいて、市民の憩いの場になっているようでした。
日本最北端の駅、稚内駅
北防波堤ドームの次は、稚内駅に向かいました。ANAクラウンプラザホテル稚内の前を通り抜け、こちらもホテルから徒歩数分で着きます。
稚内駅前にある日本最北端の線路モニュメントです。2011年に新しい駅舎が開業する前は、線路がこの位置まで延びていたそうです。それより前には先ほどの北防波堤ドームの位置まで線路がありましたが、稚泊連絡船や貨物営業の廃止などによって構内の線路の縮小が続き、現在はホーム1つに面する線路1本となっています。では、駅の中に入ってみましょう。
稚内駅の改札口とみどりの窓口です。今では稚内駅から出発するのは普通列車4本、特急列車3本と、一日にわずか7列車となりました。駅としては非常にコンパクトになっています。
改札口の右側の窓から、現在の日本最北端の線路を見ることができます。この1本の線路から、南は鹿児島県まで繋がっているのですね。
駅自体はコンパクトですが、駅舎は非常に立派なものです。というのも、鉄道駅の他に、バスターミナル、道の駅、観光協会、シネコン、セイコーマートまでが一体となった複合施設キタカラとなっているからです。道の駅のお土産屋など、多くの人で賑わっていました。
セイコーマートで買い物をしたり、翌日に車を借りる予定のニッポンレンタカーに寄って道路の状況を聞いたりしながら、ホテルへと戻ります。稚内駅前の道路標識には、アルファベットだけでなく、キリル文字によるロシア語の表記もありました。
ANAクラウンプラザホテル稚内で夕食
夕食にはまだちょっと早い時間だったのでいったん部屋へと戻った後、ホテルの1階にある17時半から営業の日本料理雲海へと向かいました。
日中にあれこれと食べていたので、軽めだけれども北海道らしいものを、ということでいくら丼を頼んでみました。新鮮ないくらがたっぷりで満足。お値段は1,944円でした。
部屋に戻った後、北海道に来ると必ず飲んでいる、北海道でしか販売されていないソフトカツゲンを頂きました。結局、滞在中は一日一杯飲んでいたと思います。
まとめ
稚内駅、ANAクラウンプラザホテル稚内周辺を軽く散策してみた様子をお届けしました。もう少し暖かい季節で時間があれば、稚内公園方面も行けたと思うので残念です。次回はこの翌日、宗谷岬など稚内周辺を車で観光した様子をお届けする予定です。
以上、「稚内駅周辺を軽く散策~北海道旅行記4~」でした。
続きはこちらをどうぞ。(12/29投稿)