11月に行ってきました北海道旅行、2日目午後の様子をレポートします。北海道旅行記の前回は、こちらをご覧ください。
コースなど詳細については、こちらをご覧ください。
目次
宗谷岬から車で南へ
昼に宗谷岬をレンタカーで発って、宗谷国道283号線で東海岸を南下していきました。 途中、景色の良いところが何カ所もあり、車を止めて撮影したかったのですが、一面に雪が積もっていて、どこまでが路肩かどうか分かりにくく、なかなか道中では止められませんでした。
そのまま、稚内市街には戻らずその南側を抜ける形で、豊富町の宗谷本線豊富駅までやってきました。
列車は来ない時間帯でしたが、ホームの様子を撮影してみました。
駅で少し休憩した後、次の目的地へと向かいました。
雪原ではなく、サロベツ湿原へ
豊富駅から車で10分強で、サロベツ湿原センターに着きます。ここはラムサール条約にも登録されている、日本一の広さの高層湿原です。高層湿原とは泥炭が堆積し、周囲の地域より地面がやや高くなっている湿原です。温帯地域では泥炭が堆積しにくいので、なかなか高層湿原になることはありません。日本では北海道のような亜寒帯や、尾瀬ヶ原のように高地に限られます。
レストハウスは11月から4月まで冬期休業中でしたが、センターは冬期も開館していて、サロベツ湿原や、そこを覆う泥炭についての多くの展示がありました。
続いて、センターから湿原へと延びる木道を散策してみました。
分かってはいましたが、湿原というより雪原になりつつありました。低地ではないので、ジメジメした感じはなく、そのまま雪が積もっているようですね。天気が良ければ利尻山も眺められるそうですが、この天候では無理でした。
これは泥炭を掘る為の浚渫船です。今は使われていませんが、サロベツ湿原での泥炭採掘は2002年まで行われていたそうです。センターに隣接した泥炭産業館には詳しい展示があるということでしたが、こちらも冬期休館中でした。
やはり、サロベツ湿原は施設も開いていて、雪が降り始める10月までに訪れた方が良さそうです。今日の観光はこれでおしまいにして、稚内市内へ向かいました。
北海道最多ファミレスのヴィクトリアステーションで夕食
北海道といえばということで、道路沿いに見掛けたヴィクトリアステーション稚内店で夕食にすることにしました。ヴィクトリアは北海道内に45店舗、ガストやびっくりドンキーなどを抑えて最多の店舗数です。
しかしヴィクトリアも、今はゼンショー傘下のビッグボーイによる運営で、メニュー、価格なども全国のビッグボーイと違いは無くなってしまいました。それでも、名物のサラダバー、カレーライス食べ放題は健在です。
店内はこのような感じで広々としています。写真を撮り忘れてしまいましたが、チーズinハンバークのバイキングセット1,080円で、お腹いっぱいになってホテルへと帰りました。
まとめ
北海道旅行2日目午後、サロベツ湿原の様子などをお伝えしました。分かってはいたのですが、やはり冬期の観光は厳しいところも多いですね。試される大地の一端を体感させられました。次回は3日目、稚内から飛行機で札幌へ向かう様子をお届けする予定です。
以上、「雪のサロベツ湿原へ ~北海道旅行記6~」でした。
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