JALグループ国内線のWi-Fiまとめ (2019年4月)

投稿日:2019年4月10日 更新日:

飛行機からインターネットに接続できる機内Wi-Fiサービスも普及してきましたが、未だ利用できる便とできない便が混在している状況です。今回はJALグループ国内線の状況をまとめました。

日本航空 (JAL)

JALは設置が進んでおり、国内線機材の全てで使用可能です。

9月から路線に投入される最新鋭のA350-900型機は、Wi-Fiに加えて全座席でPC用コンセントとUSBポートの設置も発表されました。

出展 : 日本航空

なお、国際線で使用している機材を国内線で使用することがあり、その場合はWi-Fiは使用できません。ホームページで予約しようとすると、「国際線仕様機材」と表示されるので要注意ですね。

利用料金は2017年6月から無料化されているので、気軽に利用できますね。

日本トランスオーシャン航空 (JTA)

日本トランスオーシャン航空は、沖縄の那覇空港を中心に運航しているJALの子会社です。中部(名古屋)、関西、福岡など沖縄県外にも就航しています。便名がJTAとなっているのが、日本トランスオーシャン航空の運航便です。

JTAも設置が進んでおり、全ての定期便で使用可能となっています。JALで使用しているKuアンテナよりも新しい2Kuアンテナを使用し、より高速なインターネット接続が可能となっています。こちらも利用料金は無料です。

出展 : 日本トランスオーシャン航空

1機のみ残っているB737-400型機(機体番号JA8995)はWi-Fi未対応ですが、既に定期便の運用から外れています。現在はチャーター便などで運用されており、5月26日の退役記念チャーターイベントがラストフライトとなる予定です。

ジェイ・エア (J-AIR)

ジェイ・エアは大阪の伊丹空港を中心に運航しているJALの子会社です。E-170型機と、E-190型機の2種類の小型ジェット機を使用しています。

出展 : 日本航空

残念ながら、ジェイ・エアの機材はインターネット接続はできません。機内Wi-Fiによるビデオプログラムサービスはありますが、衛星と接続する為のアンテナが設置されていないのです。

J-AIRはJALと運送の共同引受を行っており、全てJAL便としての運航となっています。JALのホームページで予約する際に、機種が「E70(E170型機)」、「E90(E190型機)」と表示され、Wi-Fiマークが表示されないことで確認可能です。

日本エアコミューター (JAC)、琉球エアコミューター (RAC)、北海道エアシステム (HAC)

各地でプロペラ機を使用して運航しているコミューター航空会社です。残念ながら、これらの各社で運航している便は全て使用不可です。小型機への対応はまだまだ先のことになりそうですね。

まとめ

幹線・準幹線を運航しているJAL、沖縄を中心に運航するJTAでは、既にWi-Fiを完備し、しかも無料化されているのは嬉しいですね。

ただし、JALのホームページから予約できる便でも、グループ各社や、FDAなどとのコードシェア便では使用できないので注意が必要ですね。

ANAグループ編、独立系&LCC編はこちら。

JAL国際線はこちら。

以上、「JALグループ国内線のWi-Fiまとめ (2019年4月)」でした。


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