特典航空券を確保するためには、ルールを把握しておくことが重要です。それが年末年始のような繁忙期や、人気路線ならなおさらです。
10月搭乗分から予約開始日など一部ルールの変更がありましたので、裏技的なものではなく基礎的なところから、ANAマイレージクラブ(AMC)の国内線特典航空券の予約ルールをまとめてみました。
目次
利用できる期間、できない期間
下記のように、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆期間の繁忙期に、関東、中部、関西発着の便に制限が掛かっています。
JALは利用できない期間はありませんので、ここは大きな違いですね。
なお、2020年4月以降の利用できない期間については、2019年3月頃に発表されます。
東京(羽田/成田)発、名古屋(中部)発、大阪(伊丹/関西/神戸)発の各路線
- 2018年
4月28日、5月3日、8月10日~8月13日、12月28日~12月30日 - 2019年 4月27日~4月28日、5月3日、8月9日~8月12日、12月27日~12月30日
東京(羽田/成田)着、名古屋(中部)着、大阪(伊丹/関西/神戸)着の各路線
2018年 1月3日~1月4日、5月5日~5月6日、8月15日、8月19日- 2019年 1月3日、1月5日~1月6日、5月5日~5月6日、8月16日~8月18日
- 2020年 1月3日から1月5日
予約開始はいつから?
10月28日搭乗分から、8月下旬と1月下旬の年2回、一斉に予約開始となるルールへと変更となりました。既に年末年始期間を含め、予約が開始されています。
JALで予約開始前の特典航空券でも、ANAなら期間によっては予約できるチャンスがあるということですね。
2019年3月30日搭乗分まで
既に開始されています。
2019年3月31日搭乗分から2019年10月下旬搭乗分まで
2019年1月下旬に開始予定です。
詳細な予約開始日時は、今後の情報を要チェックですね。
なお、上級会員の内、ダイヤモンド会員は開始日前日の9時から、プラチナ・ブロンズ・SFC会員は前日の11時から、予約することができます。
また、上級会員ではなくとも、ANAカード・ANAマイレージモバイルプラス会員は前日の15時から、予約することができます。
ステータス等の有無で、細かく開始時間が設定されていますので、こちらも注意が必要ですね。
予約締切はいつまで?
2018年10月27日搭乗分まで
4日前の23時59分までです。
2018年10月28日搭乗分から
前日の23時59分までとなります。
このルール変更で、急な予定でも特典航空券が利用できるチャンスが増えますね。
帰りの便の予約は? 往復する場合はどうなる?
予約開始ルールの変更により、ほとんどの場合は往路と復路をまとめて予約できるようになりました。(代わりに一括予約サービスは終了となっています)
問題となるのは、下記の例のように2つの予約期間をまたぐケースでしょう。
- 往路 2019年3月30日以前
- 復路 2019年3月31日以降
このようなケースの場合は、1月下旬の予約開始まで待つか、復路を3月30日以前の仮の日程で確保しておいて後ほど予約変更を行うか、状況に応じた判断が必要でしょう。
家族も一緒だけど、一度に何人まで予約できる?
最大予約可能人数は10人です。ただし、事前に特典利用者登録が必要です。こちらの登録も10人までなので、ご注意ください。
また、座席を使用しない3歳未満の幼児は更に2名まで追加できます。3歳以上の小児は大人と同じマイル数が必要となるので、ご注意ください。
まとめ
予約の際に必要な基本的なルールは以上です。
繁忙期に特典航空券を確保するためには、各社毎に異なる予約開始のタイミングを把握しておくことが重要です。常に最新の情報を取り入れておきましょう。
特典航空券のキャンセルや変更についてはこちら。
ANAマイラーなら、宿泊先はIHG ANAホテルグループがおすすめです。
JALマイレージバンク(JMB)編はこちら。
以上、「ANAマイレージクラブ(AMC) 国内線特典航空券 予約ルールまとめ (2018年9月)」でした。